新人看護職員研修
新人看護職員研修
当院での新人看護職員研修は、キャリアラダー教育のレベルⅠにチャレンジすることを目標に多彩なメニューで行っています。 部署でのOJTを大切にし、病棟での学びを集合研修で共有し意味づけできるように支援しています。 病棟業務はできる看護技術を増やしながら行い、夜勤は先輩看護師と共にフォローを受けながらスタートします。
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新人研修年間スケジュール
新人看護職員の教育体制
新人看護職員が臨床現場に順応し、臨床実践能力を獲得するために、根気強くあたたかい支援を行っています。また、新人看護職員の不安を緩和するために、職場のサポートやメンタルサポートの体制を強化しています。
- 専従の新人教育担当者を配置し、新人教育プログラムの計画・実施・評価を行うとともにメンタル面でもサポートします。
- プリセプターシップ制を導入し、新人の悩みごと相談などマンツーマンで支援します。
新人教育の紹介
令和6年度 新人看護職員
新人看護職員研修の紹介
チーム医療推進新入職員交流会
プロフェッショナリズムと倫理観ジレンマをテーマに、グループワークをしています。
看護師以外の職種の人たちとの交流を楽しみながら、様々な価値観や倫理観や意見があること、
チームで話し合うことの大切さを学びます。
・基礎看護技術の手引書
ポンプ・シリンジポンプ・輸血療法)を作成し、QRコードやURL入力にて視聴できます
輸液ポンプ・シリンジポンプの操作
臨床工学技士から医療機器の原理・原則をふまえた安全な操作方法を学びます
電子カルテの操作練習
IIMS研修室には電子カルテ操作、認証システム(PDA)操作の環境が整っています。
電子カルテの操作や看護記録の入力方法を学習します。
採血・点滴静脈内注射
シミュレーターを使って練習します。
移乗
理学療法士から安全で安楽な移乗方法を学びます
心電図
研修を通して根拠と技術を学び実践に活かします。
「目標管理研修」
"なりたい自分"を確認し、目標管理につなげられるようゴールシートを作成し、自身の目標を明確にします。年度末には1年間の成長を発表する「成果発表会」を行います。
新人の声
- 1年後の目標を具体的にイメージできました。
- 自分がこれからどうなりたいか、具体的に考えることができました。目標を目指して頑張りたいです。
「リフレッシュ研修」
社会人として、専門職としてスタートして6ヶ月が経ち、成長する中で悩みやストレスから疲れが溜まっていると感じる新人も少なくありません。リフレッシュを目的とし毎年、病院を離れ研修を行います。令和5年度は病院正面玄関の草取りの後、カップケーキ作りやゲーム、リラクゼーションなどを通して同期の仲間と楽しい時間を過ごしました。
新人の声
- 清掃活動では、通院される患者さんなど普段見ることのできない様子を見ることができてよかったです。
- 普段は仕事の疲れからお菓子を作る機会がないが、久しぶりに作って楽しかった。
- 同期との交流を通して悩みを話し合えたことでリフレッシュできました。
「キャリアラダー研修」
看護技術のフォローアップ研修や認定看護師による専門的な知識・技術が得られる研修など新人にとって今後に活かせる研修を計画しています。
・気管挿管
緊急な場面で経験することが多いですが、慌てずできるように、手術看護認定看護師などから気管挿管介助について学びます。
・BLS
AHA(アメリカ心臓協会)のガイドラインに沿ってインストラクターが丁寧に教えてくれます。所定の基準に合格するとBLS認定カードが交付されます。
・食事介助・口腔ケア
摂食嚥下障害看護認定看護師による食事介助・口腔ケア研修を実施しています。
新人の声
- 患者さんの食事の本位、顎の角度などわかりやすかったです
・フィジカルアセスメント
クリティカルケア認定看護師から、呼吸の観察、聴診器を使用して肺の聴診方法なども学びます。
新人の声
患者さんのに気づけるようバイタルサインが異常値でなくても、今後は五感を用いて患者さんを観察しアセスメントしていきたいです。
・スキンケア
皮膚・排泄ケア認定看護師から、除圧の方法やスキンケアについて学びます。
実際に患者役になって体験します。
・エンゼルケア
尊厳をもって患者さんに接することについて、緩和ケア認定看護師から学びます
「救命救急領域、検査部門での研修」
・配属部署では経験ができない項目を体験するために、高度救命救急センター、外来、HCU、ICU、手術室、中央診療で研修を行います。