看護職員教育

看護職員教育

看護職員教育プログラムの流れ図

 島根県立中央の医療方針に則り、病院看護業務が実践できる専門的知識および技能を有し、合せて社会の変化に対応できる質の高い看護職員の育成を目指しています。島根県立中央病院看護局キャリアラダーに対応した教育を実施し、ステップアップを図っています。

 特に新人から卒後4年目の看護職員は、当院の看護職員としてのふるまいや実践力を養い、キャリアラダーにチャレンジするための基盤づくりと考えています。 新人看護職員は、配属部署において基本的知識および技能を習得するとともに患者を生活者として捉える視点を学び、救命救急部門、中央診療部門、入退院支援・地域連携センターでの研修を実施し、急性期病院の特殊性、看護師の役割を学びます。

 卒後2年目~卒後4年目看護職員に対しては、研修をパッケージ化し、受講推奨研修として提供しています。卒後2年目は、組織におけるメンバーの役割と役割行動について学び、受け持ち看護師の役割を果たすことができるよう育成します。卒後3年目は、新人看護職員に対するプリセプターの役割について理解し、新人看護職員への心理的支援をとおして指導観を育成します。卒後4年目は、リーダーに期待される役割・機能を理解し、リーダーシップを発揮することができるよう育成します。

看護研究

看護研究業績発表

臨床実践の中で問題意識をもって研究課題に取り組み、毎年20題程度の看護研究を行っています。 看護局では看護研究推進ワーキングを設置し、外部講師による指導が受けられるよう支援しています。 論文にまとめた看護研究は、全国各地で開催される学術学会で発表し、参加者との意見交換を通して看護への示唆を得ています。

看護研究プロセス