リハビリテーション技術科

理学療法
作業療法
言語聴覚療法

科長から科の紹介

私たちリハビリテーション技術科では、2023年度から「より良い明日を実現する」というミッション(使命)を掲げています。
このミッションは、「私たちはどのような未来を目指すべきか」という問いに対して、スタッフ全員で話し合って決めたもので、私たち自身の想いをこの言葉に込めました。

当院では、病気やけがによって突然入院を余儀なくされ、不安や戸惑いの中で過ごされている方も少なくありません。
私たちは、そんな皆さんの「これから」に寄り添いながら、心と体の回復を支える専門職として、一人一人に合わせたリハビリテーション医療を丁寧に提供しています。

「少しでも楽に動けるようになった」「また家で生活できるかもしれない」
そんな日々の小さな変化が、希望につながる ――私たちは、そう信じています。

これからも、患者さんとご家族の思いにしっかり耳を傾けながら、それぞれにとっての「より良い明日」をともに目指していきたいと考えています。

もしリハビリのことで不安なこと、わからないことがあれば、各スタッフにどうぞ遠慮なくお声かけください。
私たちスタッフが、いつでもサポートいたします。

チーム医療

当院では様々な医療専門職が連携して患者の状態に適した医療を提供する体制を整えています。リハ技術科もチームの一員として活動し、患者さんへ指導を行っています。

糖尿病教室

糖尿病教室

血糖コントロール改善を目的とした入院患者さんを対象に、それぞれに合った運動療法を指導します。

排尿ケアチーム

排尿ケアチーム

主に前立腺がんやその他の疾患により尿漏れや頻尿となった方を対象に、骨盤底筋体操の指導を行っています。

透析時運動指導

透析時運動指導

療法士と看護師が運動内容を共有し、透析中の患者さんに運動指導と身体機能の評価を行っています。

心臓リハビリテーション

心臓リハビリテーション

心臓病を持つ方々の社会復帰を目指すとともに病気の進行を防ぎ、再発・再入院を減らすため運動指導・栄養指導を行います。

当院でのリハビリの流れ

病気や骨折の治療と並行して、リハビリ治療を行います。当院での治療終了後も継続した機能回復を目的に集中的なリハビリが必要な方は、回復期病棟を持つ、専門の病院へ転院されます。転院の際には転院先と連携し、円滑な移行ができるよう情報共有を行っております。

直接自宅へ退院される方も、ご家族や介護職、看護職員などと連携し、必要に応じて介護サービスや住宅改修など対応できるよう、退院の準備を行います。

救急医療病院
島根県立中央病院
転院
回復期リハビリ
出雲市民リハビリテーション病院
出雲市総合医療センター
出雲徳洲会病院 など

リハ技術科全体 
疾患別リハ単位数割合

主な取得資格(2025.4.1現在)

資格名 人数
認定理学療法士  
 脳卒中 8
 呼吸 3
 循環 2
 運動器 3
 管理運営 1
がんのリハビリテーション研修修了者 26
認定理学療法士 9
日本摂食嚥下リハビリテーション学会認定士 3
栄養サポートチーム(NST)専門療法士 2
心臓リハビリテーション指導士 3
心不全療養指導士 5
腎臓リハビリテーション指導士 1
日本糖尿病療養指導士 1
島根県糖尿病療養指導士 1
集中治療理学療法士 1
3学会合同呼吸療法認定士 13
DVTMリンパ浮腫セラピスト 1
骨粗鬆症マネージャー 2
転倒予防指導士 1
BLSインストラクター 1
BLSヘルスケアプロバイダー 3
緩和ケア研修修了者 12
急性期ケア専門士 1
福祉住環境コーディネーター(2級) 15
日本DMAT(災害派遣医療チーム)隊員 1
認知症ケア専門士 4
認知症ライフパートナー検定(2級) 1
エンドオブライフ・ケア援助士 1
島根県アスレティックトレーナー協議会認定トレーナー 1
介護支援専門員 4