CT検査
CT撮影とは
CTとは、Computed Tomographyの略称で、エックス線とコンピュータを使って、体の中を輪切りにした画像を撮影する検査です。
当院には、320列MDCT1台、80列MDCT2台の計3台のCTが稼働しています。非常に高速な撮影が可能ですので、胸やお腹の検査でも、一回の息止めで鮮明な画像を撮影することができます。
また、3次元処理を行うことにより、輪切りだけでなく縦横斜めといった、あらゆる方向から見た断面像や、血管や骨、臓器などの立体画像(3D)を創ることができます。
さらに、心臓の撮影が可能で、心臓の血管の状態や心機能を検査することもできます。
血管や心臓、臓器の詳しい検査など部位や検査目的によっては、造影剤という薬剤を静脈注射して検査する場合があります。
320列MDCT
造影剤による検査について
検査によっては、疾患を正しく診断するために、造影剤と呼ばれるお薬を、手や足の静脈から注射します。造影剤により、極まれに副作用が見られることがあります。
次の既往がある方は事前に申し出て下さい。
副作用が起こった時適切な処置を行うために、検査前4時間は絶食が必要です。
- 喘息やアレルギー体質の方
- 造影剤を使用して気分不良等の副作用を経験された方
- 腎臓や肝臓の病気がある方
- 妊娠中の方や、その可能性がある方