お支払について

入院費の計算

当院における入院医療費は「包括評価方式(DPC)」により計算されます。

平成17年度までは診療内容によってそれぞれの料金を合算して合計の医療費を計算する「出来高方式」でしたが、国の制度改正により、当院では平成18年度から「包括評価方式(DPC)」を導入しています。

「包括評価(DPC)方式」は、疾病、手術(処置)の有無、合併する疾病の有無などによって分類された「診断群分類」により、それぞれの分類ごとに定められた1日当たり定額の医療費を基本として計算する方式です。したがって、薬・注射の種類・レントゲン検査の内容によって医療費が変わることがなくなります。

なお、手術・輸血・一部の処置・一部の検査・指導管理・リハビリテーションなどは、これまで通りの「出来高」方式となります。また、治療する疾病や入院先の病棟などによっては、これまで通りの「出来高」方式となります。

入院中の外来受診(他科)に係るお願い

DPCの包括金額は、患者さんの入院中の治療における1つの主な疾病に対して設定されているものです。

したがって、入院中はこの1つの疾病の治療に専念させていただくため、今回の入院と関連のない、他の診療科の外来受診につきましては、緊急性がある場合等を除き、退院翌日以降に受診していただきたく、ご理解のほどよろしくお願いいたします。

(*入院中は、原則、他の医療機関への受診もできません)

なお、医科入院中の歯科受診分、歯科入院中の医科受診分は入院費に含まれず、別々の請求になります。

納入通知書

入院中の医療費、文書料、特別室の使用料などの入院費用は、月末締めで計算し、翌月11日(休日が重なる場合は休日明け)に「納入通知書」をお届けしています。

「納入通知書」が届きましたら、すみやかに1階「会計受付」または「山陰合同銀行」各支店でお支払いください。

長期入院する場合の入院料

入院期間が180日を超えた日より、入院基本料の一部が自己負担となります。

負担額は1日につき2,717円(税込)です。

入院期間については、他の医療機関の一般病棟、療養病棟、有床診療所療養病棟への入院期間を含め、継続して180日を超えた日から対象となります。(3ヶ月以内に再入院された場合は継続とみなします。)

厚生労働大臣が定める状態にある場合は自己負担の対象とはなりません。
詳細は入退院支援・地域医療連携センターの相談員までお尋ねください。

個室のお部屋代

下記のとおり個室を用意しておりますのでご利用ください。

特別室A

使用料(円/日) 19,800
面積 48m²
設備
  • トイレ
  • 洗面台
  • 浴槽
  • シャワー
  • キッチン
  • 応接セット
  • 和室

特別室B

使用料(円/日) 13,200
面積 32m²
設備
  • トイレ
  • 洗面台
  • 浴槽
  • シャワー
  • キッチン
  • 応接セット

特別室C

使用料(円/日) 7,700
面積 16m²
設備
  • トイレ
  • 洗面台
  • シャワー

特別室D

使用料(円/日) 6,600
面積 16m²
設備
  • トイレ
  • 洗面台

特別室E

使用料(円/日) 5,500
面積 16m²
設備
  • 洗面台

※1 料金は1日あたりです(税込金額)。1泊されますと2日分の料金となります。病棟により病室の配置状況は異なります。 入室日、退室日につきましても料金をいただきますのでご了承ください。

※2 妊娠・出産にかかる場合は、非課税扱いとなります。

お支払い方法

現金及びクレジットカード(※)でのお支払いが可能です。
※対応可能なクレジットカード:JCB、VISA、マスターカード、アメリカン・エキスプレス、ダイナースクラブカード、ディスカバーカード(窓口のみ)

①平日のお支払い
(会計受付)
午前8時30分〜午後5時
(診療費支払機)
午前8時30分〜午後4時50分
②夜間・休日の
お支払い
救命救急センター外来受付で、24時間お受けしています。
ただし、計算の変更手続等は、その場でできない場合があります。
その場合は、後日「納入通知書兼領収書」を郵送させていただきますので、①~④のいずれかの 方法によりお支払いください。
③振込による
お支払い
(1)山陰合同銀行の窓口
 「納入通知書兼領収書」を提示してお支払いください。
 手数料無料でお支払いいただけます。
(2)山陰合同銀行ATM、またはその他の金融機関からの振込
 患者さん名でお振込ください。振込手数料は支払者負担となります。
④送金による
お支払い
「納入通知書兼領収書」と現金を同封し、現金書留で郵送ください。
郵便料金は支払者負担となります。

高額な医療費の支払い

高額な医療費の支払いについて次のような制度があります。詳しくは、1階「医療相談・情報サロン」にご相談ください。

<国民健康保険が定める委任支払い制度>

「委任払い」とは、自己負担限度額および食事負担金、室料差額など保険給付外を病院に支払い、高額療養費分は保険者から病院が直接受け取る制度です。

<健康保険が定める高額療養費貸付制度>

「貸付」とは、高額療養費が個人に貸し付けられますので、病院窓口では、全額お支払いいただきます。

<高額現物給付制度>

入院費用の窓口負担が軽減されます。手続きの上、窓口に認定証を提示して下さい。