検査診断科

検査診断科では「検体検査」と「生理検査」における検査の精度管理および新規検査導入の検討を行っています。診断や治療においては、正確かつ迅速な検査が求められています。検体検査の質向上のために毎日検査機器や試薬の精度チェックを実施、また採血などの検査前、結果報告状況など検査後の精度管理にも対応しています。

• 検体検査
  検体検査は、「尿・糞便検査」「血液学的検査」「生化学検査」「免疫学的検査」「微生物学的検査等」に分類され、採取した尿、血液、便などを化学的にあるいは顕微鏡を用い形態的に分類します。院内では100項目強の検査を実施、院内で検査できない項目は外部の検査機関にて測定しています。
• 生理検査
  心臓や脳の電気信号を体表面からとらえて分析したり、超音波を使い体内の臓器や組織などの画像を取り出し観察したりします。また、肺活量などの呼吸機能や聴力・平衡機能の検査を行っています。
• 月に1回開催される臨床検査部門運営委員会に報告し、病院全体で検査の精緻化、適正化に取り組んでいます。
• 輸血製剤やアルブミン製剤を管理している輸血血液管理室の責任医師として、2ヶ月に1回適正輸血療法推進委員会を開催し、輸血療法の適正化に取り組んでいます。