緩和ケア科
緩和ケア科
更新日 令和6年4月1日
診療科概要
令和4年度より島根県立中央病院に緩和ケア科が新設されました。緩和ケアは、痛みなど身体的な苦痛や不安などの心の問題を和らげたり、家庭や社会生活における問題に対応することで、その人らしく穏やかな生活が送れるようQOL(生活の質)の維持・改善を目指し支援する医療です。またそのケアは病気が進行した時期だけではなく、診断時や治療と並行して行われるべきものです。緩和ケア科では患者さんやご家族の様々な苦痛・つらさを緩和すべく、周辺医療機関、医療従事者との連携をとりながら入院、外来、在宅へと切れ目のない緩和ケアの提供に努めていきたいと考えています。入院中だけではなく外来でも医師、看護師をはじめ多職種で協働しながら、全人的な苦痛・つらさの緩和に対応していきます。またお子様への対応などの相談にも応じさせていただきます。外来への紹介も可能ですので、お困りなことがありましたら、緩和ケア科をご活用いただけると幸いです。
広報番組の紹介
当院では、医療に関する情報や病院の取組などを紹介する広報番組を制作し、県内ケーブルテレビおよびYouTubeチャンネルでご紹介しています。
当科に関連する内容を取り上げた動画を下記からご視聴いただけます。

「特集:新設 緩和ケア科」(2022年9月放送)
スタッフ紹介
役職 | 氏名 | 資格・その他 |
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緩和ケア科部長 | 武田 啓志 (たけだ ひろし) |
平成2年卒 日本外科学会 外科専門医 日本乳癌学会 認定医 検診マンモグラフィ読影認定医 日本乳房オンコプラスティックサージャリー学会 乳房再建用エキスパンダー・インプラント実施医師 島根大学医学部臨床教授 緩和ケア研修会修了 日本遺伝性乳癌卵巣癌総合診療制度機構セミナー受講 緩和ケアの基本教育に関する指導者研修会修了 |