皮膚科
皮膚科
更新日 令和7年7月23日
診療科概要
皮膚科では皮膚科専門医3名の体制で日々の診療を行っています。
外来治療
外来治療においてはアトピー性皮膚炎、蕁麻疹、湿疹、薬疹、乾癬などの炎症性疾患、水疱症などの自己免疫疾患、とびひや蜂窩織炎などの細菌感染症、水虫などの真菌感染症、疣贅(いぼ)や単純ヘルペス、帯状疱疹などのウイルス感染症の治療、各種皮膚腫瘍の診断・治療を行っています。
最近では炎症性疾患やアトピー性皮膚炎などに対し、有効性が高いとされる生物学的製剤による治療も積極的に行っています。
入院治療
発熱などの全身症状があったり、安静を要する蜂窩織炎や、頭部や広範囲に生じた帯状疱疹、全身に水疱を認める水疱症や、重症な湿疹病変、重症薬疹、術後安静が必要な手術時、褥瘡(床ずれ)が悪化し細菌感染を合併した場合などは入院治療を行います。
水疱症などでは、比較的副作用の少ない血漿交換療法を行う場合もあります。
手術治療
粉瘤、色素性母斑(ほくろ)などの母斑、脂漏性角化症(老人性いぼ)、脂肪腫など皮膚腫瘍の手術も行っています。
日光角化症(前癌病変)では診断確定後、外用療法、手術療法を患者さんと相談して行います。悪性黒色腫(メラノーマ)、有棘細胞癌、基底細胞癌、ボーエン病(癌)、乳房外パジェット病(癌)などの悪性腫瘍では、生検や各種全身検索を行い、診断確定し、患者様・御家族と相談しながら、他職種と協力して、手術を含め、放射線、抗癌剤などの集学的治療を行います。
チーム医療
当院入院中の褥瘡患者様には、他職種と連携して、週1回の褥瘡回診を行い、早期の褥瘡治療や褥瘡予防の対策を行っています。
地域との連携
開業医の先生方との医療連携にも力を入れており、紹介状を頂いた場合は迅速にお返事をするように心がけています。開業医の先生と当院との連携の強化により、患者様に負担が少なく、効率的な医療が提供できると考えています。
スタッフ紹介
役職 | 氏名 | 資格・その他 |
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皮膚感覚器診療部長 | 辻野 佳雄 (つじの よしお) |
1991年卒 島根医科大学医学博士(2003年) 日本皮膚科学会 皮膚科専門医 島根大学医学部臨床教授 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 日本褥瘡学会 認定師 日本医師会日本産業医 緩和ケア研修会修了 |
皮膚科部長 | 三原 祐子 (みはら ゆうこ) |
1990年卒 鳥取大学医学博士(1995年) 日本皮膚科学会 皮膚科専門医 日本褥瘡学会 認定師 日本医師会認定産業医 緩和ケア研修会修了 |
皮膚科医長 | 石飛 朋子 (いしとび ともこ) |
2006年卒 日本皮膚科学会 皮膚科専門医 緩和ケア研修会修了 |