皮膚科
皮膚科
更新日 令和3年5月1日
診療科概要
皮膚科では医師3名の体制で日々の診療を行っています。
外来治療
外来診療においてはアトピー性皮膚炎、じんましん、掻破性湿疹、薬疹、とびひや蜂窩織炎などの細菌感染症、水虫などの真菌感染症、疣贅(いぼ)や単純ヘルペス、帯状疱疹などのウイルス疾患の治療を行っています。
入院治療
入院加療を要する疾患は、発熱などの全身症状を伴う蜂窩織炎、重症の帯状疱疹などの急性感染症と、全身に水ぶくれ、びらんを生じる類天疱瘡などの水疱症が主なものです。他に、全身麻酔下の手術などで術後安静を要する場合や重症薬疹も対象となります。
手術治療
粉瘤、色素性母斑(ほくろ)、脂漏性角化症(老人性いぼ)、脂肪腫、日光角化症などの皮膚腫瘍の外科的治療も積極的に行っています。
特に専門性の高い疾患として、メラノーマ、有棘細胞癌、基底細胞癌、Bowen病、乳房外Paget病などの皮膚悪性腫瘍においては、生検して病理組織学的に診断を確定し、症例に応じた治療方針を検討しています。
特殊な治療
水疱症は自己免疫性水疱症の診断と治療にあたり、ステロイドによる一般的な治療の他に、比較的副作用の少ない治療法として血漿交換療法も行っています。
チーム医療
当院入院中の褥瘡患者は、他職種と連携して、週1回の褥瘡回診をしています。
地域との連携
また開業医との医療連携にも力を入れており、他医院からの紹介も増加しつつあります。ベストの医療を提供するために、今後さらなる協力が重要と考えています。
スタッフ紹介
役職 | 氏名 | 資格・その他 |
---|---|---|
皮膚科部長 | 辻野 佳雄 (つじの よしお) |
平成3年卒 島根医科大学医学博士(平成15年) 日本皮膚科学会 皮膚科専門医 島根大学医学部臨床教授 日本がん治療認定医機構 がん治療認定医 日本褥瘡学会 認定師 緩和ケア研修会修了 |
皮膚科医長 | 三原 祐子 (みはら ゆうこ) |
平成2年卒 鳥取大学医学博士(平成7年) 日本皮膚科学会 皮膚科専門医 緩和ケア研修会修了 |
石飛 朋子 (いしとび ともこ) |
平成18年卒 緩和ケア研修会修了 日本皮膚科学会 皮膚科専門医 |