島根県ドクターヘリについて
島根県ドクターヘリ豆知識
当院のヘリポートについて



島根県立中央病院のヘリポートは病院屋上に設置されています。
島根県ドクターヘリだけでなく、鳥取県ドクターヘリ、広島県ドクターヘリ、島根県防災ヘリ、鳥取県防災ヘリ、海上保安庁ヘリなど多くのヘリコプターによる患者搬送実績があります。
屋上給油設備を備えており、出雲空港に帰ることなくいつでも給油が可能で、これは途切れることのない出動のための大きなメリットです。
他の病院ヘリポートやランデブーポイントが航空法上、臨時の「場外離着陸場」として設置されているのに対して、島根県立中央病院ヘリポートは「非公共用ヘリポート」として指定されており、設置者が認めた者であれば個別の申請なく利用することが可能です。重篤な患者さんの搬送を24時間受け入れています。
夜間の離着陸に際しての音で、近隣の方にはご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、県民の命を守るためのヘリコプター搬送に何卒ご理解をお願いいたします。
標高:62.2m
接地帯:21m×17m
全備重量:6.5t以下






着陸区域照明灯

境界灯・境界誘導灯

当院へ患者搬送を行った場合、屋上ヘリポートから患者さんをストレッチャーに乗せたまま移動するため、ヘリポートには患者搬送用エレベーターがあります。







ドクターヘリの離着陸場について
ドクターヘリが着陸し、患者さんに接するためのヘリの離着陸場を「ランデブーポイント」と呼びます。
県内にできるだけ多くのランデブーポイントを設定する事で救急車(患者さん)とドクターヘリが合流するまでの時間を短縮することが出来ます。
ドクターヘリの離着陸時には、騒音や、ヘリコプターによる風圧、砂の巻き上げなどはある程度避けられないものがあります。ランデブーポイントを分散することで、同一箇所での使用頻度を減らし、できる限り近隣住民の方々へのご迷惑にならないように工夫しています。
救急要請を受けた消防機関は、傷病者発生現場の近くのランデブーポイントを選定します。
傷病者はランデブーポイントまで救急車で搬送され、そこに到着したフライトドクター・フライトナースが診察・治療を行います。
傷病者発生現場において救助活動が必要な場合等は、フライトドクター・フライトナースがその現場へ投入されることもあります。
また、現場付近に設定されたランデブーポイントが無い場合は、機長の判断でそれ以外の場所に着陸することもあります。
ドクターヘリの離着陸時に近くに居合わせた場合には、消防の指示に従い速やかに退避してください。また、着陸後には治療が開始されますので、救急車やドクターヘリには近づかないようにしてください。
島根県ドクターヘリ 代表的なランデブーポイント・ヘリポート
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