島根県ドクターヘリ

悪天候からドクターヘリを守る!格納庫とヘリポート除雪

ドクターヘリは、悪天候時や強風時には当院のヘリポートで待機することができません。このような場合は出雲空港で待機し、運航が可能であれば出雲空港から出動、または状況によっては当院ヘリポートにてフライトDr.・Nsをピックアップして出動します。
出雲空港には、島根県ドクターヘリ専用の格納庫があり、ドクターヘリは待機時間外や悪天候時などはそこに格納されています。

また、冬季には凍結や積雪のため当院ヘリポートや、臨時離着陸場が使用できなくなってしまう場合があります。

  • ヘリポートが凍結していると、ヘリコプターが滑ってしまいます。
  • 当院のヘリポートは屋上にあるため、積雪があるとヘリコプターの風圧により雪の塊が下に落ちてしまうので大変危険なため降りることはできません。このため除雪作業が必要となります。
  • 臨時離着陸場においても、積雪がある場合、ヘリが着陸する際に吹き降ろしの風(ダウンウォッシュ)に雪が巻き上げられ一面が白くなり(ホワイトアウト)、操縦士はヘリの姿勢が分からなくなる事(空間識失調)があります。また、雪面下に何があるのかわからず機体を破損する恐れも考えられます。
    積雪が15cmを超える場合は、出来る限り圧雪または除雪をしていただくよう消防の方にお願いしています。