集中治療室業務

集中治療室業務

 集中治療室とは、病院の中でも最重症の患者さんを治療する病室になります。


【臨床工学技士の業務内容】

 ここでは、生命維持管理装置と呼ばれる人工呼吸器、補助循環装置、血液浄化装置などの様々な生命維持管理装置が使用されるため、臨床工学技士が24時間体制で患者さんの命を守っています。

●他職種カンファレンス

集中治療室業務

 集中治療室では、毎朝医師・看護師・臨床工学技士・管理栄養士等多くの医療スタッフで合同カンファレンスを行い、患者さんにとっての最善の治療について協議していきます。

●補助循環管理

集中治療室業務

 集中治療室では、膜型人工肺(エクモ)による心臓・肺の補助や、島根県では初めて導入したImpellaと呼ばれる超小型ポンプを内臓したカテーテル装置を使用し、重症患者さんの治療にあたっています。臨床工学技士は患者さんの容態はもちろん、補助循環装置のチェックも24時間行います。
 写真は、エクモ(膜型人工肺装置)とImpellaを同時に使用した治療です。

●急性血液浄化業務

集中治療室業務

 腎臓や肝臓などの機能が著しく低下している患者さんには、血液浄化療法といって、体外循環により血液を綺麗にする治療を臨床工学技士が行っています。

●人工呼吸器業務

集中治療室業務

 使用中の人工呼吸器の日常点検や、使用後の点検、年に2回のオーバーホール等も行っています。

●当直業務

 臨床工学技士1名が当直を行い、24時間病院内に臨床工学技士が常駐し多くの緊急検査・手術にすぐに対応できる体制となっています(変則2交代制)。
 日中は集中治療室業務を行い、夜間は医療機器のトラブル、緊急の治療・手術の対応を行っております。勤務時間は8:30~24:30、仮眠をして翌日の7:00~8:30までとなっています。
 勤務形態は平日は日中から翌日の朝まで1人で勤務し、休日は日中と夜間で勤務者を交代します。また、夜間、休日の心臓手術や複数の業務が重なった場合は当日の待機者を呼び出して対応します。

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