がんゲノム医療(がんゲノムプロファイル検査)の予約方法
がんゲノムプロファイル検査は、「標準治療がない、または局所進行または転移が認められ標準治療が終了となった固形がんの患者さん(終了が見込まれる方を含む)」などの条件を満たす場合に、保険診療として行われています。
詳しくは「C-CAT がんゲノム医療とがん遺伝子パネル検査」などもご覧ください。
個人での予約方法
検査の実施には、これまでの正確な治療情報が必要となるため、現在がん治療を行なっている病院の先生にがんゲノムプロファイル検査の希望を申し出てください。
がんゲノムプロファイル検査についてのお問い合わせは、がん相談支援センター(やおよろず相談プラザ内)(電話:0853-30-6565)にご連絡ください。
医療機関からの予約方法
保険診療で実施可能な検査システムの中から最適な検査を選択するため、以下の手順で予約を進めてください。
①紹介状の作成時のお願い
紹介状には、がんの診断から現在までの手術、放射線治療、レジメン名、遺伝子検査の有無や結果など治療内容のご記載をお願いします。(箇条書きでかまいません)
②組織標本の準備
作成から3年以内のがん組織の病理標本がある場合は、ページ下部のリンクより「検体情報チェックリスト」をダウンロードしていただき記載内容に沿って病理標本の準備をお願いします。(※1)
病理標本がない患者さんや貸与頂いた標本の腫瘍体積が少ない場合は、採血によるリキッドバイオプシーにて検査を行います。
③地域連携センターを通じて予約手続き(※2)、紹介状・病理組織標本の送付をお願いします。
予約についてのお問い合わせは、
入退院支援・地域医療連携センター(電話:0853-30-6500)
にて承ります。
④受診日が決まりましたら、ページ下部より「ゲノム外来問診票(家系図)」をダウンロードしていただき、患者さまに予約日までに記入して外来にご持参いただくようお伝えください。
- ※1 ) 病理標本は、標本ブロックが望ましいですが、未染色のスライドでも提出可能です。未染色スライドの場合、必要枚数は標本の面積によりますが、厚さ5μmのスライドを最低10枚以上ご用意ください。できる限り多めにご提出いただけると助かります。
- ※2 ) ゲノム外来は木曜日と金曜日に実施しています。予約が混み合うことがありますので、ご希望の日程がある場合は、いくつか候補日をご記入いただけると助かります。また、病理標本がない方でリキッドバイオプシーを行う場合、がんのDNAの収率を高めるため、化学療法の開始直前に近い日程での来院をおすすめいたします。
ダウンロードファイルリスト
検体情報チェックリスト(エクセル版)(PDF版)ゲノム外来問診票(家系図)