スタッフ紹介

助産師紹介

母性病棟看護師長黒田 優子くろだ ゆうこ

出雲市出身、島根県立総合看護学院・助産学科卒。
1994年より当院で勤務。
アドバンス助産師。

アドバンス助産師を中心とした安全で安心なケア体制

母性病棟では、総勢40人の助産師が勤務しており、そのうち10人(2022年9月現在)の助産師が日本助産評価機構の「アドバンス助産師」(※2)の認定を受けています。アドバンス助産師を中心に高い技術と豊富な経験を持って多角的な助産ケアができるのが強みです。

2019年6月に院内助産システムを開始し、2021年12月には100人目の方が出産されました。院内助産では、理想のお産や満足のいくお産を目指して、産婦さんや赤ちゃんの持っている力を引き出せるよう助産師が一丸となってサポートします。昨年から新型コロナウイルスの影響で家族の立ち合いが困難に。寂しさから不調が起こるケースもあり、院内助産に限らず、より細やかに寄り添うように心掛けています。

アドバンス助産師(※2)

「アドバンス助産師」とは、助産師の助産実践能力を審査する「CLoCMiPレベルⅢ認証制度」で一定の水準以上であることを保証された助産師です。

継続的なケアで寄り添い充実したサポートを

当院では産婦人科外来と母性病棟の助産師を一元化しており、妊娠・出産・産後まで連携して継続的なケアを行っています。

妊娠期の保健指導は、2021年10月から自宅で学ぶことのできる「お家で学ぼう」の動画配信や、自分だけの「すこやかファイル」の活用を始めました。自分の目指すお産に向けて、サポートする人たちと一緒にバースプランを考え、出産を迎えるための準備をしていきます。

産後は妊娠期からお産までを振り返るバースレビューを行い、育児期への順調なスタートへ繋がるようサポートしています。また、今年6月から産後訪問をスタート。当院で出産後、不調や育児不安を抱える方を中心に訪問しています。継続したケアにより産後うつの予防にも努めています。

妊娠期から育児期まで、継続的な充実したサポートを広げていきたいと考えています。

母性病棟 副師長
山中 智恵

アドバンス助産師・保健師・看護師
NCPRインストラクター

私が今まで最も幸せを感じたのは、初めて我が子を抱いた瞬間です。その温もりは20年経った今でもよく覚えています。
出産というたくさんの方の幸せな瞬間に立ち会うことができ、お母さんの笑顔に力をもらいながら、長年助産師として働けていることに感謝しています。自分の理想の出産・育児をするためには妊娠中からの心と身体作りが大切です。そのお手伝いをこれからも続けていきたいと思います。
島根県立中央病院には、情の深い、温かな助産師がたくさんいます。「中央病院で出産したい」と妊婦さんに選んでもらえる病院にしようと皆で頑張っています。

母性病棟 副師長
安食 星子

アドバンス助産師・保健師・看護師

ここ数年でいろいろな事業が増えました。
そのなかに産後2週間健診がありますが、2019年より開始し、出雲市で助成金が受けられるようになった今、ほとんどの方が受診をされています。これまで1か月健診まで会うことのなかった褥婦さんに家での様子を聞くことができ、お互い安心して1か月健診までが過ごせます。2021年からは産後訪問も始め、育児不安のある方などを対象に病棟の助産師が家庭訪問を行っています。退院後、地域だけのフォローではなく、病院のスタッフも力になれることをとても嬉しく思っています。
外来・病棟にはやさしい助産師がたくさんいますので、皆さん気軽にお声をお掛けください。

2021年12月現在12名のアドバンス助産師が在籍

総勢40名の助産師が病棟と外来で勤務しています