助産師紹介

母性小児病棟看護部長
母性病棟看護師長黒田 優子くろだ ゆうこ
出雲市出身、島根県立総合看護学院・助産学科卒。
1994年より当院で勤務。
2024年より、母性小児病棟看護部長に就任。
アドバンス助産師を中心とした安全で安心なケア体制
母性病棟では、総勢40名の助産師が勤務しており、そのうち12名(2025年1月現在)の助産師が日本助産評価機構の「アドバンス助産師」(※2)の認定を受けています。アドバンス助産師を中心に高い技術と豊富な経験を持って多角的な助産ケアができるのが強みです。
2019年6月に院内助産システムを開始し、2024年3月には200人目の方が出産されました。院内助産では、理想のお産や満足のいくお産を目指して、産婦さんや赤ちゃんの持っている力を引き出せるよう助産師が一丸となってサポートします。昨年から新型コロナウイルスの影響で家族の立ち合いが困難に。寂しさから不調が起こるケースもあり、院内助産に限らず、より細やかに寄り添うように心掛けています。
アドバンス助産師(※2)
「アドバンス助産師」とは、助産師の助産実践能力を審査する「CLoCMiPレベルⅢ認証制度」で一定の水準以上であることを保証された助産師です。
継続的なケアで寄り添い充実したサポートを
当院では産婦人科外来と母性病棟の助産師を一元化しており、妊娠・出産・産後まで連携して継続的なケアを行っています。
妊娠期の保健指導は、2021年10月から自宅で学ぶことのできる「お家で学ぼう」の動画配信や、自分だけの「すこやかファイル」の活用を始めました。自分の目指すお産に向けて、サポートする人たちと一緒にバースプランを考え、出産を迎えるための準備をしていきます。
産後は妊娠期からお産までを振り返るバースレビューを行い、育児期への順調なスタートへ繋がるようサポートしています。また、今年6月から産後訪問をスタート。当院で出産後、不調や育児不安を抱える方を中心に訪問しています。継続したケアにより産後うつの予防にも努めています。
妊娠期から育児期まで、継続的な充実したサポートを広げていきたいと考えています。

母性病棟 副師長
山中 智恵
アドバンス助産師・保健師・看護師
NCPRインストラクター
SANE性暴力被害者支援看護師
私が今まで最も幸せを感じたのは、初めて我が子を抱いた瞬間です。その温もりは20年経った今でもよく覚えています。
出産というたくさんの方の幸せな瞬間に立ち会うことができ、お母さんの笑顔に力をもらいながら、長年助産師として働けていることに感謝しています。自分の理想の出産・育児をするためには妊娠中からの心と身体作りが大切です。そのお手伝いをこれからも続けていきたいと思います。
島根県立中央病院には、情の深い、温かな助産師がたくさんいます。「中央病院で出産したい」と妊婦さんに選んでもらえる病院にしようと皆で頑張っています。

母性病棟 副師長
渡部 真美
アドバンス助産師・看護師
SANE性暴力被害者支援看護師
助産師の主な役割は、妊娠中から産後まで母子の健康を支えることです。
当院でも、院内助産や助産師妊婦健診など、助産師が主体的に妊娠期から産後まで寄り添い、安心・安全でその人らしい充実した分娩を迎えられるようケアをしています。
私は、生まれてくるすべての赤ちゃんが幸せで、お母さんたちが、とにかく楽しんで育児ができることが大切だと思っています。
そして、子どもたちとお母さんの人生のはじまりに携われることを誇りに思いながら、笑顔を絶やさない病棟作りに取り組んでいます。
この母性病棟は学習意欲を持ち、お互いが高め合うことのできる信頼し合った仲間でケアを行なっています。
みんな楽しく笑顔の素敵なスタッフですので、お気軽に声をおかけください。

2025年1月現在12名のアドバンス助産師が在籍

総勢40名の助産師が病棟と外来で勤務しています