受診案内

診療科について

診療体制のご案内

外科・乳腺科

更新日 平成28年6月7日

診療科概要

消化器疾患、乳腺疾患の外科治療を中心に診療しています。2008年4月より診療科として乳腺科が独立し、より専門性の高い診療を行える体制となっています。基本的には疾患とその病状に応じた治療選択を、十分な情報提供のうえで、患者さんとともに考えながら進めるように努めています。治療選択に迷われるようであれば、セカンドオピニオンを求めることもお勧めしています。

手術件数

以下に主要な担当疾患の現況を略述します。

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食道癌

基本的には食道癌診断治療ガイドラインに沿った診療を行います。早期癌では内視鏡的切除(EMR)で治癒しうる場合もあり、消化器科と密接に連携して適応を検討しています。進行癌で根治が期待できる場合には頸部・胸部・腹部の3領域リンパ節郭清を伴う切除手術を基本に行いますが、患者さんの全身状態も考慮し、術前術後における放射線・化学療法の併用も含めた適切な選択を考えています。今後はより低侵襲な胸腔鏡下手術の導入も検討しています。

胃癌

食道癌と同様、胃癌治療ガイドラインに沿った診療を基本としています。早期癌の内視鏡治療(EMR、ESD)は消化器科と密接に連携して適応を決めています。早期胃癌では腹腔鏡下手術(幽門側胃切除)を積極的に行っています。近年化学療法は急速に進歩しており、高度に進行した胃癌では術前に化学療法を行う場合もあり、その意義が大きくなっています。切除不能進行再発胃癌に対しても積極的に化学療法を行い、適応があればハーセプチン投与を行っています。多くの臨床試験でその有用性を確認しようとしており、当院でもそのうちのいくつかに参加しています。ガイドラインに沿ったエビデンスのある治療を標準としていますが、ひとりひとりの状態に合った治療を行うように患者さんの意向に沿った治療を心掛けています。

胃癌手術件数

大腸癌

大腸癌治療ガイドラインに準じて治療を行っています。内視鏡治療の適応となる例は、胃癌・食道癌に比べて多い疾患です。また、腹腔鏡下手術が進行癌でも安全に施行できるようになっており、当院でも腹腔鏡下手術の割合が多くを占めています。さらに、化学療法や分子標的治療も近年急速に進歩し、切除不能進行再発大腸癌に対しても一定の効果が認められるようになりました。直腸の進行癌に対しては術前に化学放射線療法を行うことにより、より根治性を目指した治療を行っています。大腸癌に関しても多くの臨床試験に参加しており、患者さんのご意向を伺いながら、適応を考えています。

大腸癌手術件数

膵癌・胆道癌

未だ進行癌が大多数を占める領域で、手術以外の治療法の効果も限定的です。根治が望める場合には積極的に切除を行っています。近年、この領域においても化学療法の効果が期待されており、高度に進行した癌に対しても適応を十分に見極めながら積極的に行うようにしています。やはりガイドラインに沿った診療を基本としています。

肝癌

原発性肝癌のうち、肝炎と関連して発生する肝細胞癌は、経皮的に腫瘍を壊死させる方法や、血管を介した治療も有効で、手術の適応は消化器科、放射線科と協議して慎重に進めています。最近、肝炎と関連のない胆管細胞癌が増加しており、これに対しては根治が望めれば手術が第一選択となります。また、大腸癌からの肝転移では、切除により治癒が期待できる場合があります。ガイドラインに沿った診療を基本にしています。

乳癌

ガイドラインを基本に個々の患者さんに適した診療を行っています。乳房温存率の向上などを目指した術前化学療法や腋窩リンパ節郭清の省略適応を決定するためのセンチネルリンパ節生検なども積極的に取り入れています。術後補助療法としての放射線・化学・内分泌療法の意義は確立した部分が多く、根拠に基づいた治療を行うとともに、新しい予後・予測因子も考慮した治療法の提案ができるようになっています。

スタッフ紹介

役職 氏名 資格・その他
薬剤局長
(外科部長)
徳家 敦夫
(とくか あつお)
昭和60年卒
日本外科学会 外科専門医・指導医
日本消化器外科学会 消化器外科専門医・指導医
日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医
日本乳癌学会 乳腺認定医
日本臨床腫瘍学会 暫定指導医
日本がん治療認定医機構 暫定教育医
ICD制度協議会 インフェクションコントロールドクター
島根大学医学部臨床教授
緩和ケア研修会修了
乳腺科部長 橋本 幸直
(はしもと こうじ)
平成元年卒
日本乳癌学会 乳線専門医
日本外科学会 外科専門医・指導医
日本消化器外科学会 消化器外科専門医・指導医
日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医
日本消化器病学会 消化器病専門医
日本がん治療認定医機構 暫定教育医
日本臨床腫瘍学会 暫定指導医
検診マンモグラフィー読影認定医
島根大学医学部臨床教授
緩和ケア研修会修了
乳腺科医長 武田 啓志
(たけだ ひろし)
平成2年卒
日本外科学会 外科専門医
日本乳癌学会 認定医
検診マンモグラフィー読影認定医
緩和ケア研修会修了
外科医長 高村 通生
(たかむら みちお)
平成5年卒
日本外科学会 外科専門医
日本乳癌学会 認定医
日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医
検診マンモグラフィー読影認定医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
がんのリハビリテーション研修終了
島根大学医学部臨床教授
緩和ケア研修会修了
杉本 真一
(すぎもと しんいち)
平成6年卒
日本外科学会 外科専門医・指導医
日本がん治療認定医機構 がん治療認定医
日本消化器外科学会 消化器外科専門医
日本消化器外科学会 消化器がん外科治療認定医
島根大学医学部臨床准教授
緩和ケア研修会修了
原田 敦
(はらだ あつし)
平成14年卒
日本外科学会 外科専門医
日本乳癌学会 乳腺専門医
日本大腸肛門病学会 大腸肛門病専門医
検診マンモグラフィー読影認定医
乳房再建用エキスパンダーインプラント責任医師
日本医師会 産業認定医
緩和ケア研修会修了
岡本 三智夫
(おかもと みちお)
平成23年卒
緩和ケア研修会修了
外科
後期臨床研修医
森岡 三智奈
(もりおか みちな)
平成24年卒
緩和ケア研修会修了
渡部 可那子
(わたなべ かなこ)
平成25年卒
緩和ケア研修会修了
永嶺 彩奈
(ながみね あやな)
平成26年卒
堀 佑太郎
(ほり ゆうたろう)
平成26年卒